VRゲーム一覧

FPS(ファースト・パーソン・シューティング)

In Death

★★★


弓矢のみを武器として、空中に浮かぶ美しい廃墟を探索し、兵士や怪物と戦っていく360度VRのFPS。ボタンを押して弓を引き、ボタンを放すと矢を放つ。左手の位置、右手の引き方と強さで矢の軌道が変わるので最初は戸惑うが、弓矢の射撃感がとてもよく、慣れるとVRでしか体感できない狙い撃ち感が癖になる。移動も基本的に弓矢で、移動用の矢が当たった場所へてレポートする。有利な位置取りをしたり、入手した強力な特殊矢を使ったりして奥へ奥へと進んでいく。マップはプレイするたびに変化するローグライクで、死亡したらアイテムをすべて失い最初から。ただし実績に応じてアイテムや能力が開放されていくといったやりこみ要素はある。移動も戦闘もVRをとても効果的に利用したまさにVRによるVRのためのゲーム。

STRIDE

★★★


ビルの屋上や構造物を走って飛び跳ねる、360度VRのパルクールアクション。ジャンプしたり、壁の端を掴んで登ったり、壁走りをしたり、グラップリングフックでスイング移動したりと、とにかくスピーディーに動きまくれる。銃撃戦も多少あるが、本題はとにかく走って飛んで移動すること。移動はスティックだが腕振りで速度アップ、ジャンプはボタンだが腕の振り上げでジャンプ力アップと、腕の動きも要求される。複数のゲームモードがあり、まったく違ったゲームプレイが楽しめる。最初は移動もままならないが、慣れてくると自由自在に走り回れて楽しい。

 

3D RPG

The Elder Scrolls V: Skyrim VR

★★★


殿堂入りのオープンワールドファンタジーRPGであるSkyrimのVR版。ただの過去のゲームの焼き直しじゃん、と思っていたら大間違い、あの壮大なタムリエルの世界に、スカイリムに、実際に入り込んで冒険ができる! 想像以上の没入感に圧倒された。ゲームシステムは基本的には原作+公式DLCという構成で、操作や一部機能はVR用に改造されている。移動なども特に違和感なし。ただし基本機能だけだといろいろ物足りないので、MODの導入を推奨。特に手で物をつかめるHIGGSと、プレイヤーの体を表示するVRIKはおすすめ。他にもジェスチャーで装備を変更するものやアイテム画面を拡張するものなど。ちなみに通常版とSEで使えるMODはかなりそのまま使える。景色を綺麗にしたりNPCの見た目を変えたり、追加したり、クエストやイベントやダンジョンを増やしたりとやりたい放題。戦闘はちょっと大味になっているが、それもMODで調整可能。へたなVR専用のRPGを買うよりも、名作+VRの本作を買うことをおすすめする。

 

スポーツ

Badminton Kings VR

★★


VRのバドミントンゲーム。CPUや人間相手に羽を打ち合うスポーツのアレ。VRならではのコートに立つ臨場感と、実際に腕を振ってシャトルを打つ感触はVRの良さを十二分に発揮している。打つ向きや強弱によって返しをコントロールできるし、多少補正はあるもののリアルに近いと感じた。CPUの対戦相手は5種類。見た目と強さの違いだけで、どのキャラにも特に差異はない。シャトルはスピードもそれほど速くないし、お手軽お気軽にスポーツ感覚を楽しみたいという人におすす。

 

音ゲー

Beat Saber

★★★


VRのリズムゲー。音楽に乗って飛んでくる2色のボックスを、左右の手に持ったセイバーで切り落としていく。VRのこのタイプの音ゲーは数多あるけれど、Beat Saberのほぼ一人勝ち。プレイ感が圧倒的に気持ちいい。箱の出現、リズム感、セイバーの振る感じ、切る感触、どれを取っても他のVR音ゲーにはない心地よさ。曲数は限られているが、Steamであれば自分の手持ちの曲をBeat Sageというサイトで自動的にマップに変換してくれるので無限に遊べる。運動量もそこそこあるのでダイエットにもよい。慣れないうちはなかなかうまくいかないけど、やっているうちに頭ではなく体が勝手に動くようになる。そうなるとさらに脳汁出まくります。楽しい。おすすめ。