Broforceは、どこかで見たことあるようなないような様々なハリウッドキャラっぽい何かを操作して、テロリストたちを粉砕するドット絵横2Dアクション。

ライフ? そんな生ぬるいものはない。戦いはいつも一撃で殺るか殺られるか。だが俺達は一人じゃない。たくさんのBRO(兄貴)が正義のために戦うんだぜ!

操作する各キャラはそれぞれ特徴的なメイン武器、使用回数に限りがあるスペシャル武器と近接攻撃を持っていて、仲間を助けるか、敵にやられるかするとランダムで変更される。キャラによっては近接攻撃が投げ武器になっている者もいたり、空中ダッシュなどの特殊な行動ができる者もいる。

プレイヤーキャラは映画で見たことあるようなキャラクターたちのパロディ。最初はキャラクターの種類も少ないが、ゲーム中に仲間を助けた数に応じて、新しいキャラがアンロックされていく。たいてい名前にBRO(兄貴)がついている。女性キャラも例にもれず。BROが合わず相当無理やりなネーミングのキャラもいる。攻撃方法はそれぞれのキャラに合ったものになっていて、レオ○ぽいキャラの必殺技ではマチル○的な少女がスナイプするし、タ○ミネ○タ○的なキャラの必殺技ではロボ化して無敵になる。元ネタを知らないキャラもいるが、逆に元作品を見てみたくなる。なお、キャラによって強弱の差が激しいので、当たりハズレ感はあるが、キャラの入れ代わりが頻繁だし、ダメなキャラはダメなキャラなりにやってやろうという気になるのがこのゲームの良いところ。

敵は一部堅いものもいるが、基本的に雑魚キャラは一撃で倒せるほど柔らかい。一方自キャラも一撃でやれるほど柔らかい。やるかやられるか・・・一瞬の攻防が・・・というほどストイックではないが、死にやすく倒しやすい、ドタバタで展開の速いゲーム。敵を倒しても特にメリットはないが、ついついやっつけたくなる。

またほぼすべての地面や壁を削り壊せるのも特徴。敵の足元を削って落として倒したり、地面の下を掘り進んで地上の敵をスルーしたり、などの戦略も取れる。また壁に捕まって登ることもできるので、行動範囲は広く、選択肢も広がる。壁ジャンプで落下死も回避しやすいので遊びやすい。またマップ内には落ちてくる岩や爆発するドラム缶、吹っ飛んでいくキャニスターや回転刃が出てくるトラップなど、いろいろな仕掛けがある。それらをうまく使ったり、避けたりしながらゴールの旗を目指す。

マップ上の敵やアイテムはある程度ランダムに出現するが、基本的にそれほど大きくは変わらない。シングルキャンペーンの他、最大4人でのマルチプレイも可能。プレイ人数があまり多くないのでマッチは難しいかもしれないが、ネットで野良参加することもできる。またマップ作成機能がついていて、他の人が作ったマップで遊ぶこともできる。ユーザが作ったマップはゲーム内で選択してすぐにプレイすることができるので、公式マップに飽きたらそちらで遊ぶのもよいだろう。

どんなゲームか試してみたい人は、映画「Expendables」をパロった「The Expendabros」が無料で遊べるので試してみるとよいかと。こちらはゲームシステムはほぼ同じで、マップが少なく、キャラクターが「Expendables」のパロディとなっている。

日本語対応はしてないが、ほぼ勢いだけのゲームなので勢いに遊んでいればなんとかなる。どうしても詳しく知りたい人は、日本語で各キャラの武器解説などを書いていらっしゃるサイトがあるので、そちらを参考にされたし。

ぱっと見は荒くて古臭いゲームに見えるし、大味にも見えるが、プレイしてみると思った以上にしっかりと動けるし、爽快感もある。緻密にもド派手にもスピーディにも、好きなように遊べる。中盤以降、ボス戦などが難しい箇所もあるが、敵の動きがわかり、キャラに恵まれれば案外とあっさりクリアできたりする。面ごとのクリアタイムランキングなどもあるので、ガチでやってみたい人は好成績を狙ってみるのもよいだろう。

キャンペーンモードではマップ上にミッションが表示される。ただし選択肢は1つか2つ。
ゲームスタート! 基本的に左から右へと進む。
檻の中で「Save」と叫んでいるのが味方。檻を壊して触れると助けられ、ライフが1つ増えてキャラが変更される。
味方を一定数救出すると、どこかで見たことあるようなないようなキャラクターが増えていく。
ドット絵ながらアクション満載、エフェクトも激しい。
最後のフラッグに触れてヘリコプターを呼び、はしごにつかまると面リクア。

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